【 #日常イドミィ 】

オンライン実施している「 #創作作文 」クラス。
✏️文章づくりを楽しむ!
✏️アイデアづくりを楽しむ!
✏️「作文って楽しい!」という感覚をプレゼントする!
という軸で授業を行なってます。教える側も楽しんでやってます。
今日は、東京の小3女子児童との創作作文。彼女は冬休みに家族とキャンピングカーで旅行してました。そこで「キャンピングカーってどんな内容だった?」とたずねてみます。
もろもろ教えてもらったあと、「じゃあ、ふしぎなキャンピングカー考えてみよか!」と提案し、創作スタート。
60分のレッスンの間に、イラストと作文を作りました。今回は特別に作文を公開します!
彼女のセンスが光ってるので、よかったら褒めてください!
(難読漢字を使用できているのはPCの自動変換の恩恵です)
ーーー
【まほうのキャンピングカー】
わたしの名前はほのこ。小学3年生の元気な女の子。
お父さんが火星に単身赴任することになって、家族がひとり減るような気持ちになった。
「ねえねえ、さみしいから、ついて行こうよ!」
お母さんにお願いしてみた。すると、
「いいんだけど、どうやって、行こうかしらねえ?」
「火星って、遠いの?習い事の空手道場より遠い?」
「もっちろん!その何倍も遠いよ!」
 翌日。どうしようかと肩を落として歩いていたら、近所のおばあさんに声をかけられた。
「どうしたのほのこちゃん?」
「実は、パパが火星に行っちゃうの。ついて行きたいんだけど、どうやって行けばいいかわからないの。」
 すると、おばあさんは、ニヤリと笑った。まるで、魔女のようだった。
「実は、わたし、魔女なのよ!何かお手伝いできることがあれば行ってごらん!」
 そうだなあ、魔法の車、ありますか?とほのこがたずねたら、
「作れますとも!どんなのがいいか言ってごらん!」
「妹もママもいっしょに行きたいから、家みたいな車がいいなあ。いいもありますか?」
「それなら『まほうのキャンピングカー』を作ってあげましょう!」
 わたしはウキウキな気持ちで学校へ向かった。
 そして、帰り道。だれよりも早くダッシュして、おばあさんの家により道した。
「おばあさーん!キャンピングカーできたー?」
「わたしをだれだと思っているの?魔女グランプリチャンピオンの魔女よ。これでどうかしら?」
 ほのこの目の前には、大きくて、家のようなキャンピングカーがあった。
「さあ、行ってらっしゃい!」
「ありがとう!この恩は一生わすれないわ!」
 ここで、キャンピングカーの中身を説明しよう。
 全部ガラスばりなので、スケスケです。机とイスは変形して天井まで持ち上げられます。横向きの冷蔵庫もかべにくっついています。お風呂は折りたたみ式で、残りのお湯はミニ洗濯機で利用できます。洗濯物は凧上げのように干せます。夜ねるときは、野生の動物たちがやってくるので、あたたかいです。
 そんなまほうのキャンピングカーに、ほのこは名前を付けました。
「名前は、、、ミラクルキャンピングカー!」
 家に帰って、家族に見せると、みんな大喜び。ママはスケスケだったから少し不安そうだったので、ほのこはスプレーを塗りたぐりました。
「ようし、出発だ!」
 ミラクルキャンピングカーは前に進まず、上に浮かびあがりました。宇宙にむかって出発です!
 電線に止まっているカラスたちは、口をあんぐり開けて見とれています。
 あっという間に宇宙に着きました。
 宇宙飛行士さんが声をかけてくれます。
「こんにちは〜!」
「宇宙飛行士さん、このキャンピングカーどうですか?」
「とってもかっこいいね!スプレーまみれなことが気になるけど。そもそも、どうやって息してるのですか?」
「それは、二酸化炭素を酸素に変える不思議な道具があるんです!」
「へーすごい!今、ふたりが食べてるおかしは、こんぺいとう?」
「ちがいます。これは、さっき、拾った、星のかけらです。希望に満ちた味がしますよ」
 こうして、私たちは火星をめざして行ったのでした。
つづく
ーーー
続きが気になる!笑
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