イドミィとは?

はじめまして。代表理事の高橋惇です。ニックネームはじゅんちゃんです。「イドミィが気になる!」という皆さまに向けて、「イドミィがどんな場所で、何を大切にしているか」を説明いたします。

目次

⓪ イドミィの由来

① イドミィ開校のきっかけ

② 数字で見るイドミィ

③ どんなことをやってる?

④ どんな理念を大切にしている?

まずはイドミィという名前の由来をお話ししましょう。じゅんちゃんは「挑戦する」ことが好きです。20代にたくさんのことに挑戦し、その結果たくさんの宝物をゲットしました。そして同時に、「こんなに宝物をゲットできるなら、子どものうちにたくさんの挑戦をしとけばよかったなぁ〜!」とも思いました。だから、【子どもたちが挑戦できる学校】を作ろうと決めたのです。「挑戦する」の「挑」は「いどむ」とも読みます。「いどむ」→「いどみ」→「いどみぃ」→「イドミィ」という流れで命名しました! 思いついた瞬間に[イドミィ]と検索してみたら、ヒット0件でした。この世に存在しない言葉だったので、より一層愛着が湧きました。

2017年2月、じゅんちゃんはイドミィを開校しようと決めました。それまでの経緯をお話ししましょう。じゅんちゃんは小学生の時も中学生の時も学校で1番勉強が良くできました。賢い高校に進学したから褒められました。学校では良い大学に進むことを薦められ、東京大学を目指して勉強していました。結果的に神戸大学に入学した後も、みんなから「神戸大学だからすごいね」「国立大出身だからすごいね」と褒められて過ごしていました。 しかし社会に出たら状況が一変します。「神戸大学のくせに、あいさつも礼儀もできないんか」「国立大出身のくせに、社会常識が無さすぎる」と言われるようになったのです。「〇〇だからすごい」が「〇〇のくせに」に変わったのです。自分を守る「盾」だと思った学歴は、「矛」にもなると感じました。そして社会で出会った人たちが学歴をどうこう注視するのは最初の1日だけで、そこからは数値化されない能力(姿勢・態度・意欲など)で評価されると感じました。「なぜぼくは、良い大学に入れば幸せになれると勘違いしていたんだろう…」と猛省しました。 お笑い芸人という特殊な職業で経験した3年間の社会経験を基に、次は教育分野に挑戦しようと決めました。多彩な学校・教師・児童生徒の姿に触れて相互に学びを得る方法として「旅する先生プロジェクト」を考案し、自転車で日本一周しながら全国の学校で出張授業をしました。474日で約70ヶ所の小中高大を周り、約6000人の児童生徒の姿を見た結果、「学校で先生をやるのではなく、学校を作ろう」と決めました。自分の社会での失敗を教訓として「社会で活躍できる力を伸ばす学校」の構想をまとめていきました。その軸となるものは「挑戦」だなと確信し、「子どもたちが挑戦できる学校」として、イドミィを開校しました。

ここからはイドミィを数字で見てみましょう(2025年8月現在)。2017年に開校してから8年が経ちました。現在、小学生76名、中高生24名が所属しています。アウトドアイベントは年間120名が参加しています。スタッフさんは社員2名、パートさん4名、アルバイトさん8名、ボランティアさん18名です。新聞に掲載されたのは8回、テレビ・ラジオに登場したのは6回、助成金をいただいたのは9回です。兵庫県といった行政や公益財団から表彰されたのは4回です。 児童生徒も、スタッフも、家族のように大切な存在です。一人ひとりを大切にする姿勢が評価され、メディアに取り上げられたり、助成金や表彰状をいただくことに繋がっています。本当にありがたいことです。

では、イドミィがどんなことをやっているか、お話しします。8年間紆余曲折を経て、今はこの3本柱をメインに運営しています。(それぞれの詳細は、クリックしてくださいね!)

最後に、イドミィが大切にしている理念をお伝えします。

それは「充足・成長・挑戦」です。わかりやすく言うと、「認める・満たす、伸ばす、挑む」です。もっとわかりやすく言うと、「ミタシィ・ノバシィ・イドミィ」です(わかりにくい?笑)。 

【1:充足(認める・満たす)について】心の中にガラスのコップががあり、心が満たされると水が注がれると仮定しましょう。イドミィに体験に来る子には、いろんな子がいます。コップの水が少なめの子、コップの中が空っぽの子、さらにはコップが割れている子。じゅんちゃんは「挑戦する前段階として、心のコップを修復し、水を貯めることが必要なんじゃないか?」と気がつきました。そのため、私たちは一人ひとりを認め、心を満たすことに重きを置いています。 教育委員会の先生たちが見学に来た際、「イドミィさんの子どもたちは元気があって良いですね」とおっしゃっていました。それは私たちが一人ひとりを認め、満たし、心のエネルギーを貯めている成果かなと思います。さらに言うと、おもしろいことが起きるんです。それは「エネルギーが貯まった子」が「貯まっていない子」に対して認める声かけや満たす声かけをするようになるんです。するとみんなが満たされます。イドミィっていいなと思う瞬間です。

【2:成長(伸ばす)について】エネルギーを貯めながら、子どもたちは日々成長していきます。私たちは成長をサポートするプロフェッショナルです。一人ひとりの可能性を信じ、認めています。成長を感じた場面では言葉で伝えています。「〇〇できるようになってるやん!」「すご!めっちゃ成長してる!」「〇〇さんができること増えて、嬉しいわ〜」といった声かけです。私たちは言葉の力を信じ、成長を促進します。

【3:挑戦(挑む)について】充足し、成長した子は、「やってみようかな」と新しいことに挑戦するようになります。イドミィでは「頭ひとつ背伸び」の挑戦を提案するように心がけています。頭ひとつ背伸びとは、現状維持でも無謀でもない、ちょっと頑張ったらできるレベルにチャレンジすることです。「やってみようや!」「〇〇さんならできるよ!」「一緒にやろうぜ!」と声かけしています。私たちは挑戦の伴走者です。改めてお伝えすると、挑むからイドミィなんです。

最後に。私たちの理念(充足・成長・挑戦)の主語は「子どもたち」だけではありません。私たちスタッフも主語になっています。つまり、「私たちも成長し、挑戦する」ことに重きを置いています。挑戦する人が持つエネルギーを発し、背中を輝かせ、子どもたちに好影響を与えていきたいと思っています。私たちの挑戦を機に、子どもたちが良い表情を見せてくれたら、それが私たちの充足です。

いかがでしたでしょうか? イドミィのことが少しでもわかりましたか? 興味を持った方は以下のボタンより無料体験や見学のお問い合わせをしてくださいね!